モーターサイクルダイアリーズ

では、あまりに当たり前。
隣にある「トラベリングウィズゲバラ」をご紹介します。
モーターサイクルダイアリーズのいわゆるBehind the camera。
今も健在で、本編の一番最後にもチラリと登場する、チェとともに旅をしたアルベルト・グラナードが撮影チームに同行した姿を追うドキュメンタリー映画。
ロバート・レッドフォード(製作総指揮)が言う様に、モーターサイクルダイアリーズという映画そのものはエンターテインメント映画として非常に優れた映画。その分(かどうかはわかりませんが)、こちらの映画はかなりオタク好みになっています。
Volver、Soy Loco Por Ti America、Gracias a la vidaなどの音楽もいいし、50年前に旅した当時と何も変わっていない南米の姿もいい(悪い)し、なによりも(ハリウッドスターからすれば)素の俳優、製作陣の姿がいい。ガエル・ガルシア・ベルナルが普通に「メキシコ語」で話している姿も映画の中とのギャップがあって「役者」を感じます。
ところで、モーターサイクルダイアリーズ、サントラも聴き応えがあります。
メインの音楽はグスタボ・サンタオラジャ(Gustavo Santaolalla)という人が手掛けていて、他には「21g」や「バベル」「アモーレス・ペロス」などもこの人。2005(ブロークバックマウンテン),2006(バベル)とオスカーを受賞しているアルゼンチン人。
エンディングで流れる""Al otro lado del ríoは、ウルグアイ人のホルヘ・ドレクスレル(Jorge Drexler)という人の作品。この曲はアカデミー賞の歌曲賞を取りました。
スペイン、アルゼンチン、ウルグアイでは、いわゆる「オルタナティブ」のジャンルで結構売れている人で、CDもたくさん出ています。"Al otro lado del río"がボーナストラックで入っているEcoはおすすめの一枚。
アカデミー賞の授賞式。この曲のライブパフォーマンスがあったのですが、本人は歌いませんでした。
「ジョージ・ドレクスラーってだれこれ?」
「ブラジルの歌手らしいよ。アルゼンチンだったかな?」
「誰も知らんぞ、それ。誰か代わりにいないの?」
「誰がいい?」
「有名な、ラテンぽくて、こう盛り上がる人・・・」
というようなやりとりがあったのだろうと想像されますが、結局アントニオ・バンデラスとカルロス・サンタナという二人が「凄い」(色んな意味で)ライブを授賞式で披露。
で、(多分)相当頭に来たホルヘさんは受賞スピーチでこの曲をアカペラで歌い、"Chao"と一言だけ言って去って行きました。
興味があって(日本で5人位だと思いますが)、かつスペイン語がわかる方はこちらのYoutubeを。
niko cafe&sweets