翻訳(通訳)家の国安真奈さんが東京から来られました(こちら)。
ポルトガル語を主体として活躍されている方です。
翻訳・通訳といってもその分野は非常に(本当に!)幅広いので、ただ「縦のものを横にする」というのとは訳が違います。ブラジル屈指の大学、サンパウロ大学卒(日本人です)。
ポルトガル語というのは、当然ポルトガル、そしてブラジル。アフリカだとモザンビーク、アンゴラなどでも話されている言葉。日本に入っている言葉だと「カルタ」(Carta)などがポルトガル語由来です。
訳書にサインを頂きました。

ブラジルは見る人によって全然違う面がある国(どこの国もそうですが)。
渋谷や青山あたりでは「サウージ・サウダージ」とかなんとか、ボッサ・ラウンジどうのこうの、という中産階級音楽のことだったり。
あるいは丸の内に行けば「BRICs」の一員として、「永遠の可能性の国」からいよいよ脱皮し始めた経済大国。資源も労働力も、消費も日本を近々軽く追い抜きます。ちなみに中・小型のジェット機の有力なメーカー・エンブラエルがあり、この会社は世界第四位の航空機メーカーです。(ボーイング、エアバス、ボンバルディア・・・)
ちなみに最近メディアでよく見るBRICsの意味は、Brazil, Russia,India,Chinaの略で、最後の"s"は複数形のsが本来の意味ですが、最近は"S"と書いてSouth Africaを意味する時もあります。
そして、群馬や浜松に行けば居住人口の10%を超える「デカセギ」として"日本社会の一員"です。nikoのある静岡県磐田市(その周辺市町村も)、街の広報は日本語版・ポルトガル語版の2種類。もちろん、役所の窓口もポルトガル語専用があります(webも)。
この"日本社会の一員"というのが非常に微妙なところで、一員として社会に組み込まれていながらも、一員としての十分な権利がない。日常的に直面する地方の行政は上に書いたように対処していくのですが、根本的に「国として」となるとなかなか難しい・・・
簡単に書いたり、言ったりできるような問題ではありません。
ということで、音楽、文化、政治、経済、民族、出版界の現状などなど。
いろいろと話は尽きないのでした・・・
niko cafe&sweets